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爆心地の北東18キロ地点から米軍機によって撮影された写真に、東京大学大学院情報学環の渡邊英徳教授がニューラルネットワークによる自動色付け+手動補正を施したきのこ雲です。

 

 

It was a baby.

A newly born baby named 

“Little boy.”

He killed a lot of people.

 

Another baby was born,

75 years ago, from today

And, named 

“Fat man”.

He also killed a lot of people.

 

Ask God, where were you then?

Ask yourself, where are you now?

Babies are not just 75 years old.

They have a lot of children 

who may kill a lot of people 

again.

 

We were innocent then, but

We must grow up by now for

our future babies 

as we proudly name them 

“Peace”.

 

 

その赤ん坊は、

“小さな男の子”と名付けられました。

彼は、たくさんの人たちを殺しました。

 

もうひとりの赤ん坊が生まれました。

75年前の今日のことです。

彼は、”太った男”という名を授かりました。

彼も、たくさんの人たちを殺しました。

 

神よ、あなたはどこにいたのですか? 

そして、これを読んでいるあなたは今、

どこにいますか? 

かつての赤ん坊は、

75歳の老人ではありません。

彼にはたくさんの子どもたちがいて、

また、

たくさんの人たちを殺すかも知れません。

 

私たちは無垢であり無知でした。

でも、大人にならなければなりません。

未来の子どもたちに

胸を張って

”平和”という名をつけられるように。

 

 

 長崎原爆忌。スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)の報告によれば20201月現在、世界には13400発もの核弾頭があると云います。広島、長崎、そして南太平洋の島々で、何の罪もない市民を無残にも殺戮した原爆の子供たちです。