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大した半生ではありませんが、こうすれば良かったと後悔していることは多々あります。とは云え、元来が楽天家(=ラテン系)なので、さしたる悔恨の念もありません。It shall work out like a rolling stone♪ 

などと云いながらも、悔やまれてならないことのひとつが、若かりし頃にダンスをマスターしておけば良かった、ということです。フロアに誘われ、おもむろに軽快なステップを踏めれば、どれだけ人生は楽しく、豊かになっていたことでしょう(笑)。それも流行りのヒップホップなんぞではなく、殊の外、密着度の高い私が愛して止まないラテン・ダンスです。

 

こちらの映像をご覧下さい。キューバ発祥の伝統音楽ソンやルンバがニューヨークへ渡り、ジャズやソウル、ロックの影響を受けて生まれたサルサ(Salsa)です。このおふたりは、キューバ共和国の首都ハバナのダンススクール『ア・ロ・クゥバーノ』(A Lo Cubano)のインストラクターであり、同国では良く知られたプロダンサーです。

 

トップクラスのダンサーであるリサンドラ・ガルシアさんの、流れるようなステップと身のこなしには、観る者すべてが魅了されるでしょう♪ で、問題なのはパートナーのエルネスト・ガルシアさんです。

何ですか、この全身から滲み出るいやらしさは! 僅かに前傾し、女性を褒め讃えているかのように見えて「んなこたぁひとつも思っとらんだろうが!」と、思わずツッコミを入れたくなるブレない背筋とねっとりと纏わりつくような腰の動き! うぶな娘たちには絶対に半径5メートル以内には近づかせたくない絶妙なにやけ顔っ! もうね。ラテン野郎ここにあり! といったその立ち居振る舞いには、羨望と尊敬のまなざししかありません♪(笑)

これまで数多くのサルサ・ダンスを観て来ましたが、私にとってはこのカップルのこのパフォーマンスが断トツの1位に挙げられます♪